北海道札幌市の、外反母趾・歩行指導・足の専門家、アルケール整体院です。
今回は、スリッパやサンダルが外反母趾を悪化させる理由についてお伝えします。
スリッパやサンダル、また草履やハイヒールは、
日常的に履いていると外反母趾など足の疾患を抱えている方は
どんどん悪化していきやすくなってしまいます。
はじめに、この記事は
↓こちらの動画↓
の内容を要約してお伝えしていますので、もっと詳しく知りたい!という方は、
是非こちらをご覧ください。
それでは、本編に入ります!
今回の記事では、
・スリッパ等が足に及ぼす悪影響
・どうすればいいのか
の2つについてお伝えしていきます。
・スリッパ等が足に及ぼす悪影響
スリッパを例にしてお伝えすると、スリッパはかかとが
ホールドされていない履き物ですよね。この状態の履物を履くとどういう歩き方の
癖になるかというと、スリッパで歩くときは、かかとをあげて歩いてしまうと、
スリッパがずり落ちてしまいますよね。だから、脱げないようにすり足で
歩くようになってしまうんです。
そうすると、足の前のほうに体重をかけて歩くという形になってしまいます。
それの何が悪いかというと、、足の基本的な使い方を大きく間違えてしまうことになります。
足はそもそも、かかとを中心にして歩くようになっています。なぜかというと、
体の真下はかかとなのでかかとを軸として歩くのです。
ここで、もしも足の前のほうで歩いてしまうと、体が前傾してしまうんです。
体が前傾してしまうとどうなるかというと、かかとに比べて弱い前足部で
体重を支えた結果、足の前のほうの疾患が増えてしまうんです。
この中には、外反母趾、足底筋膜炎、中足骨骨頭痛、巻き爪、魚の目なども含まれます。
この疾患を治すためには、前足部より構造的にも強いかかとを軸にして
歩くようにすることが大切です。
そもそも、前足部は加速するためにあるので、本来かかとだけでも
歩けるようになっています。沼に入った時、足を取られないように持ち上げて持ち上げて
歩いているイメージをしてくれれば分かると思いますが、ちゃんと問題なく歩けます。
そもそも、この歩き方が本来の歩き方に近いのです。
この前足部の力を過剰に使って歩いてしまう靴こそが、
スリッパ、サンダル、草履、ハイヒールなのです。
・どうすればいいのか
どうすればいいのかというと、まず基本的にはつっかけタイプの足の前足部を使う靴を
はかないようにすることが大切です。ですが、もしそれができないならば
ずり落ちないように支えのついた靴を選ぶのが良いでしょう。ですが、
その前に大前提として足を持ち上げるような形で使わないとどうしても
体はどんどん前のめりになっていってしまいます。
今回の記事はいかがだったでしょうか。
冒頭でもお伝えしましたが、今回の記事は
↓こちらの動画↓
の内容を要約してお伝えしております。ですので、もっと詳しく知りたい!という方は、
是非こちらの動画をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!