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外反母趾の痛みは、実は二種類あります

こんにちは、北海道札幌市の、外反母趾と歩行指導専門のアルケール整体院です。 
今回は、外反母趾の2種類の痛みについてお伝えします。

外反母趾の2種類の痛みについて

外反母趾の痛みは、その種類によってその対策も違ってきます。

外反母趾の痛みは、分類すると2つほどあります。
その2つの種類によって、治す方法が変わってきます。

・痛みの種類について

外反母趾の痛みは、大きく分けると

・摩擦痛   
 
・関節炎、関節痛 

の2つに分かれています。

摩擦痛について

摩擦痛というのは、
「靴にこすれると痛い」 
「靴を脱いだら大丈夫」
というのが摩擦痛です。

こちらの摩擦痛のほうが、状態としては軽いです。

関節炎、関節痛

もう一つが関節炎、関節痛ですが、こちらは

「靴にこすれて痛い」
のではなく、

「関節そのものが痛い」
のが関節炎、関節痛です。

また、靴を履いている間は痛くないけれど、
靴を脱いだら痛いというのも関節炎、関節痛です。
こちらの関節炎、関節痛のほうが状態的には重いです。

対処法

対処法なのですが、まず、大前提として
どちらの痛みも歩き方を正しくしなければ治りません。

さらに言うと、歩き方を正しくすればどちらの痛みも一日で無くなります。

正しい歩き方の入り口に入ったぐらいでも、痛みはすぐになくなります。
正しい歩き方については、当院で指導させていただいています、
「ゆるかかと歩き」が、外反母趾の痛みや角度の改善に最適です。

一般的に言われている「地面をしっかり蹴って」「大股で」「速足で」などの歩き方は、
足が痛くなってしまう歩き方ですので、今後の人生を足の痛みで悩まされないためにも、一度ぜひゆるかかと歩きのことを詳しく知っていただきたいと思います。

 
 では、ここから応急処置についてお伝えします。 

応急処置

応急処置の時、
やってはいけないことが一つあります。それは、こすれて痛いからと言って
靴のサイズを大きく変えてしまうことです。
 
大きいサイズの靴を履くと、靴の中で足が動いてしまいます。
なぜ足が動いてはいけないのかというと、

靴の中で足が動くと、足が不安定な状態になってしまい、
安定させようとして余計な力を使ってしまった結果、歩き方が崩れてしまうのです。
冒頭でも言った通り、歩き方を崩すと外反母趾を悪化させてしまいます。
痛みを解決しようとしているのに、その結果悪化してしまっては本末転倒ですよね。
そうならないために、絶対に大きいサイズの靴に変えることはしないでください。

では、ここから2種類の痛みの応急処置についてお伝えします。

摩擦痛の応急処置

摩擦痛の場合、応急処置としては
外反母趾の靴にあたる部分にばんそうこうを張るだけで大丈夫です。
 
本当の意味で外反母趾を直したいなら、歩き方を改善してください。
テーピングや五本指ソックス、サポーターでは改善は難しいです。

関節炎、関節痛の応急処置

  関節炎、関節痛の場合、関節に炎症が起きているので、やれることは
  基本冷やすことです。具体的な方法は、靴下を二重に履いて、その
  靴下と靴下の間に保冷剤を入れて20分ほど冷やすとよいでしょう。
  スプレーやシップなどは冷えているうちに入りません。
  なので、保冷剤や氷などで冷やすようにしてください。

痛みがなくなった時にやるべきこと

 痛みがなくなった場合でも、外反母趾は足の骨が緩んでいる病気です。
 よく誤解されていますが、外反母趾は足の指が内側を向いてきている病気なのではなく、
 親指の付け根が広がった結果親指が内側を向いてしまっている病気なんです。

 横に広がっているということは、足の骨はぐらぐらで不安定な状態。
 「なんだか昔より足の横幅が広がっているなぁ」と思ったことはありませんか?
 外反母趾の方はきっと心当たりがあるはずです。

 この骨が不安定な状態というのは、足が早く痛んでいく状態なんです。
 なので、外反母趾の本質は、歩き方を正しくし、足の骨を締めることができれば、
 外反母趾は自然と治っていくのです。

この記事はいかがだったでしょうか。アルケール整体院では、このほかにも
足に関する記事を投稿しているので、興味があればそちらも見てみてくださいね。

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